森なかま発足のきっかけ


初代代表の考え
 モリナカマがこれから先何年も、もしかしたら何十年も続いていくにあたって、ふとしたときに立ち返るべき原点
 サークルの根幹をなす活動は何か、というのを発足間もない今のうちに決めておかなければならない。

 僕の手元に「森林隣人計画企画書」というものがある。
 当サークルの創始者的存在である方が演習林事務所や先生方にサークルの趣旨を理解してもらうために
 書いたものだが、この中にモリナカマの原点があると思った。

 内容の一部を要約すると、当サークルの活動目的は、
 1.森林作業を学び、実践することで技術の習得と同時に森林の整備にも貢献できる。
 2.演習林で様々な活動を行うことで日本の森林・林業に対する理解を深める。
 3.演習林を学生にとってより身近な存在にする。
 という感じである。
 これに、みんなで話し合って決めた「日本一演習林を学生が身近に感じる大学(だっけ?)」を合わせて考えると・・・

 モリナカマの原点
 ・広く学生に呼びかけること
 ・活動の主軸は森林整備

 てとこだと思う。
 みんなに利用してもらうために整備するというよりは、むしろ利用しやすいようにみんなで整備するということ。
 現在の、企画などを練るメンバーだけで行うことは、ミーティングと最小限の下準備だけに留め、
 参加者を広く募れる企画をどんどん提案していくことが大事だと思う。
 森林整備、と書いたが、整備の必要性がある森林とはやはり人工林のことを指すと思われ、
 必然的に整備作業の中心は枝打ち・間伐などのいわゆる林業になると思う。

 これとは別に、演習林内でモニタリングを行うということはサークルに学術的な側面を持たせることであり、
 サークルが長く続けば続くほどその意義は深いものとなる。
 ついでにいうと演習林事務所の態度も研究という名目があれば、柔軟なものになると思われる。

 これはあくまで一番真ん中の骨格の部分で、周りの肉やら内臓やらは各自がやりたいことで埋めてけば良いと思う。

 おわり。

森なかまについて(K氏談)
 簡潔に書くと二つあります。
 1、メンバー自身がやってて楽しいこと
 2、その楽しさを友達にもわかってもらえたら、さらに楽しいのではないかということ

 どこかのサークルでも言ってた気がするけど・・・
 個人的には、上の二点をふまえておけば活動内容はなんでもいいと思います。
 一見、簡単そうに見えますが一番大切なことのように思います。
 それなら、森じゃなくてもできるやんって言う人の声が聞こえそうですが、その人にはさらに追加します。
 俺は、森が大好きで、森にはたくさんの魅力を感じるからだと・・・・
 具体的には、森林作業も、木工も、環境教育も、森について語ることも、ただただ森の中を歩くことも、
 隠れ家を作ることも、大勢の人が森の魅力に触れることができるようにすることも、
 また森の魅力を再発見することも、やってみたいです。

 森なかまで話しながら、作っていこう!!
 サミットの開催側みたいにならないためにも・・・

演習林の計画について(S氏談)
 長期計画、中期計画、短期計画という風に分けて考えてみました。
 これは、一つの案の例です。

 長期計画(20年先どういう森になって欲しいか)
         ↑(夢は大きい方が良い)
 (毎年、その年の部員によって、検討する)
 例えば
 1、老若男女関わらず、府民が頻繁に訪れて、
 何かしら、もって帰れるような森(知識でも、ゆとりでも、感動でも、、、)
 「見て楽しい、歩いて楽しい森創り」

 2、府大生が学部に関わらず頻繁に訪れなにかしら、できる森

 など、

 中期計画:長期計画を達成するために、どのような森にしていけばよいか

 1、一息入れられる場所
 2、のんびりできる場所
 3、林業について学べる場所
 4、遊べる場所
 5、体験できる場所
 6、見る場所

 といったものを、地図上に配置していく。まぁ、ゾーニングみたいなもんかな?

 短期計画:中期計画を実行するための具体的な作業計画
 1、展望台整備
 2、道の整備
 3喜太郎ハウスつくり
 4、間伐見本林を整備
 5、目的の森にするために除伐

 など、

 <<TOPへ戻る>>